お部屋のインテリアにこだわっている人の中で、提灯をルームライト代わりにすることがあるようです。
個人的には、そういった友人を見かけませんが、ネットで探しますと、照明用の提灯が販売されています。
こうした提灯は、まさにこだわりを感じさせるもので、和紙がおしゃれに施され、竹ひごが斜めに張られたりして、それはもう、なかなかユニークなデザインとなっております。
ただ、こうした既製品のインテリア提灯は、概ね柄に個性がなく、総合力でデザイン性をアピールするため、それがオリジナル性のあるインテリアか?と言われると難しいものですね。
そこで、オリジナル提灯の制作専門店である当店が、インテリアとして使うなら?と言うテーマで考えてみました。
自分のためなら気軽さを捨ててインテリア提灯をオリジナル作成!
あくまでもオリジナルにこだわるなら、インテリア提灯を自分で作ってみませんか?
当店は、オリジナル作成も承っておりますが、無地の既製品やプリントが施された物を販売しております。
こうした提灯を活用して、こだわりのインテリアを作ってみてはいかがでしょうか?
- 問題点1|自立するちょうちんが限られている!
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当店が販売している自立する提灯は、足のついた弓張りしかございません。
丸型や長型は自立せず、置くとフニャ・・・とすぐに閉じてしまいます。
- 問題点2|照明としては使えない!
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提灯をインテリアとして使うのであれば、照明として使いたいのは当然ですよね?
しかし、これが難しい仕様となっています。
何故ならば当店は、店舗様の装飾や販促宣伝用、そしてお祭りなどのイベント用にオリジナル作成を承っており、ご家庭でインテリアとして使用する提灯の制作販売をメインには行っていない事情があります。
その為、照明に関しても、上から吊るした際に使いやすいもの、手持ちにした際に使いやすいものを用意しております。
つまりは、平置きにした際に使いやすものは販売していないのです。
さらに言えば、上から吊るす照明は、太めのケーブルやソケットを使用するのが基本で、室内照明がピッタリとあう商品は販売していません。
この2つの問題点をクリアしない限り、インテリア提灯を作るのは難しい状況です。
しかし逆に言えば、この2つの問題点を解消すれば、どんな提灯であってもオリジナルインテリアにする事が出来ます。
では、どんな対策を取れば、インテリア提灯にすることが出来るでしょうか?
インテリア提灯にする為の対策方法を考えてみる
まず当店で取り扱っている提灯を置ける様に、自立出来る形にしなければなりません。
インテリアとして置けなければ、吊るして使用するの一択になってしまいます。
- 自立させるための方法は?
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ちょうちんの形状を考えてみましょう。球や長細くなっていますね。
インテリアとする場合は当然ながら、折りたたんだ状態ではなく、開いた状態のままで自立し続けなければなりません。
これを可能にする方法は、ある程度のテンションをかけ続ける!これに限ります。
この提灯が上下に張った状態を維持する為、内部から上下に向けての力を加えてあげればいい訳です。
そこで有効な手段として考えられるのは、ハンガーなどの針金を使った方法。
提灯の長さを計測し、針金の長さを決め、テンションをかける場所を決めます。
この時、オススメする針金の形は、以下の様なものになります。
先端が提灯に触れると、破れてしまう可能性があるため、ご注意下さい。
テンションがかけられるようになると、自立したまま設置する事ができます。
- 照明を使う為の方法は?
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仮に吊るして使う場合は、元々の構造上で問題なく使えますが、置いて使う場合は、ちょっと加工をしなければなりません。
提灯には、上下に重化と呼ばれる枠がついています。上の重化は輪っかになっていますが、下の重化はお皿のようになっています。
その為、下の重化を底を抜くか、もしくは取り払う必要があります。
どちらにしても、まずは取り払いましょう。
やり方は簡単。
周辺についている金具を抜けば、重化と提灯は分離できます。
分離後、提灯側のひごだけだと脆いので、この部分を気をつけなくてはなりません。
簡単な補強として、配管固定の金具を使ったり、重化の底を抜いて固定することをオススメします。
これで底が抜けました。上の重化も同じ方法で抜くことが出来ます。
あの出っ張りが余計ならば、取っ払ってしまいましょう。
後は、台座のついた照明器具を用意して、提灯を上から被せるだけです。
出典:アマゾンよりインテリアとして使用するのですから、オリジナルのデザインにしましょう。
お子様が描いた絵などを、オリジナルプリントを施すことで出来ます。
なお、提灯の表面は和紙にしても、ビニールにしても、燃えやすいので中に入れる電球にはくれぐれも注意しましょう。
- ルームライトのカサにする際は?
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ルームライトが電球型であれば、ちょっとした工夫で取り付ける事が可能です。
この時は、重化を取り払ってしまい、上下1番目にあるひごをしっかりと固定。
また、吊るす事を考えると、ソケット周りと提灯を固定しなければなりません。
そこで強力な固定が出来るクリップを使い、上手に固定しましょう。
これらの方法を用いれば、室内インテリアとして、提灯をお使い頂くことが出来ます。
店舗などの装飾に提灯を使う場合はどうするべきか?
当店は販促や宣伝用として、オリジナル提灯を作成する専門店です。
その為、どんな店舗装飾にしたいのか?ご希望を伺うことで、イメージに限りなく近い物を制作いたします。
どんなデザインの提灯を作りたいのか?インテリアとしてどんな形状を希望するのか?など、様々なご要望をお伝え下さい。
インテリアとしてのオリジナル提灯作成は、当店までお気軽にご相談下さいませ。