昔から、焼き鳥屋さんの店先には必ずと言ってよいほど、提灯が吊るされていますよね!
お酒や焼き鳥と書かれた赤提灯が代表的ですが、白提灯でも店名を入れている物もよく見かけます。
こうした提灯は、焼き鳥屋さんの看板代わりであったり、開店のサインとして、お店の宣伝活動をしています。
ちょうちんの良い所は、世間一般的に記号化されているところではないでしょうか?
提灯がぶら下がっている=飲食関連のお店がある!
提灯に明かりが灯っている=お店が開店している!
多くの方々の頭の中には、この図式がすでに出来上がっており、当たり前の行動として、ちょうちんに入った名入れ文字を確認しようとします。
今回はこの『名入れ文字を確認する行動に対するアンサー』をメインテーマとして、焼き鳥屋さんの店舗看板や装飾に提灯を活用する方法をご紹介して行きます。
焼き鳥屋さんで見られる提灯の設置場所はどこ?
やきとり屋さんでは、実に様々な場所で提灯が吊るされます。もっともよく見る定番の場所は、店頭ですね。
こんな風に吊るされている光景は、どんな街であっても見かける光景ですよね。
店頭は人々が行き交う場所にありますから、自然な形で販促宣伝を行うことができます。
実に自然ですね。
こちらも自然
し・・・これは迷惑。
改善してみました。自然です。文字通りに。
冗談はさておき、やっぱり自然です。
設置場所が大事なんですね。
さて、焼き鳥屋さんに提灯を吊るす場所は、まだまだ色んな所があります。
- 外装として
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お店の壁面に提灯を設置します。メニューやサービス面をいれると効果的です。
また、看板代りに大量の提灯を設置するのも、面白い販促が行えます。
- 内装として
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ちょうちんは内装としても設置されます。内装の場合は、灯りとしてはもちろん、雰囲気作りにも最適です。
提灯が持つ独特の雰囲気は、やきとり屋さんにピッタリと合います。
- メニュー表として
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提灯はメニュー表にもなります。
名入れがし易い素材なので、見やすいメニュー表を作ることができます。
また、内装として雰囲気作りも同時に行え、やきとり屋さんにとても良く映えます。
設置場所=工夫として、焼き鳥屋さんの総合演出を行い、単なる宣伝用品から、お店を構成する要素として活用いただけます。
それが提灯の持つ魅力だといえます。
焼き鳥屋さんのちょうちんにはどんな種類がある?
焼き鳥屋さんが提灯を使用する際は、オリジナル制作、もしくは既製品を購入することで用意できます。
それぞれのメリットを挙げて行きましょう。
- オリジナル焼き鳥ちょうちん
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オリジナル提灯は、自由な名入れを行える点が一番のメリットです。
店名はもちろん、メニュー名も名入れできます。
また、オリジナルならではの事で、斜め方向や横方向へも名入れできます。
形状も様々、大きさも様々で、自由な提灯を作ることができます。
こうしたメリットを活かすことで、お店の総合演出を行う事ができます。
オリジナル提灯製作は、確かに価格や納期に時間などがかかりますが、それに見合うだけのメリットがあります。
- 既製品の焼き鳥ちょうちん
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既製品提灯のメリットは、あらかじめデザインが決まっていることでしょう。
また、販売価格も激安であり、納品時間も短くなっています。
この点は、オリジナル製作よりも優れています。
自由度がない、オリジナル性がない、この点から、お店の総合演出に使用する場合、個性が足りなくなり、物足りなさが生まれてしまいます。
この点をクリアにするのが、無地提灯を購入頂くこと。
無地であれば、自分で書くことも出来ます。習字などをされている方は、こちらもオススメです。
既製品提灯は、個性がないのは当たり前ですが、それを上回るパフォーマンス力があります。
オリジナルちょうちんを作るにしても、既製品を選ぶにしても、焼き鳥屋さんを盛り上げる装飾になります。
やきとり屋さんの提灯に名入れをする事にはものすごく意味があるから具体的な使い方をご紹介!
私は、焼き鳥屋さんの提灯を、ただ設置するだけではもったいないと思っています。
何故ならば、ちょっと工夫するだけで、効果が大きく変わることは多くあるからです。
焼き鳥屋さんに設置する提灯は、それに該当するアイテムであると思っています。
そこで今回の本題。名入れ文字を確認する行動に対するアンサーとして、具体的なちょうちんの名入れ文字や使い方をご紹介していきます。
- 店名を分かりやすく伝える!
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このお店は何の店だ?と生まれた疑問に対し、はっきりとした形で、やきとりのお店であること、そしてどんな店名なのか、この2つを明確に伝える。
確認する行動に対して、答えが分かりやすかったら、それだけで安心してもらえます。
何の店だ?え?なんだ?わからない・・・では、やはり多くの集客は望めません。
何故ならば、多くの人は、情報に定番や安心感を求めるからです。
新しい情報(新店舗や何のお店か分からない状態)に対して、見やすく分かりやすい情報(定番や安心感)を与えることに意味があります。
新しい情報に対して、わかりにくい情報では何も起こりません。
焼き鳥屋さんなのですから、発信する情報に奇を狙うことはありません。
- 分からないは、分からなくても良い部分で使う!
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提灯はメニュー表としても活用できますから、店内や外装にお店で提供するメニューを発信します。
そこに『さんかく(ぼんじり)』や『げんこつ(軟骨)』、『こころ(ハツ)』に『ちぎも(レバー)』、『小豆(目肝)』、『えんがわ』、『あいだ』、『たまひも(ちょうちん)』、『おたふく』など、ん?と言うメニューが書かれていたら、興味を持ちます。
そこが焼き鳥屋さんである安心感の中、どんな部位なんだ?と気にさせる、これが食欲を促します。
もちろんその時は、専門店ながらの食べ方があるなら伝えましょう。
これが非常に大事です。
なお、焼き鳥屋の料理名に『なんだこれは?』と言う名前を付けるのは止めましょう。
マイナスの印象が生まれます。料理は、そもそもその店の味です。
ここはオリジナルであるべきです。だったら、名前にこだわるのではなく、味にこだわり、名前は想像出来る範囲にしましょう。
想像が当たった時の快感が、料理の味をちょっと良くすると思います。
ただ、提灯に名入れを行うだけでも、それを見た時の反応を意識することで、そのアイテムはまったく別の物へと変化します。
焼き鳥屋さんには、圧倒的なベース力があります。それを利用しつつ、最大限活かす提灯の使い方を行って頂きたいと思います。
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