奉納提灯と言えば、神社に見られる物であり、
お祭りや当該神社が行う神事の際などに設置される物です。
この奉納提灯の特徴といえば、
奉納金を納めた人物の名前や願いが書かれている事。
例えば、有名人であれば、
設置されているだけで名前を売ることが出来ます。
また例えば、店舗や企業であれば、
設置=名前を売ることに繋がります。
そんな奉納提灯ですが、どんな時に受け付けるのでしょうか?
また、奉納提灯を作る先を探している神社様は、
何を基準に制作場所を探せば良いのでしょうか?
というわけで今回は、奉納提灯についてお話いたします。
奉納提灯の意味は?他にはどんな物を納める事が出来るの?
奉納提灯とは、金銭の代わりに神仏へ納める物品の一つです。
厳密な事を言えば、個人個人が提灯を調達して納める方が自然ですが、
現在では各地の神社が定期的に募集しています。
この際、奉納提灯の費用はもちろん、
維持費なども納める形になります。
個人が提灯を用意する必要はありませんが、
制作内容が名入れ印刷などに限られてしまいます。
一般的な場合、奉納提灯を納める際は、
神社の祭事や神事の際に設置する事を目的としていますので、
予定された期間はしっかりとした管理の下で保管し、複数年は使用されます。
奉納期間の終了後や期間中に中断を申し入れた場合などは、
神社により様々でしょうが、提灯をお返しする神社もあります。
- そもそも奉納とはどんな行為?
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奉納とは、神仏への敬意を表わす行為です。
また人間にとって、価値のある物を供物として納める行為。それは金銭であったり、お酒や食料であったり、
音楽であったり、相撲であったり、神楽であったり色々です。山車や神輿を曳き、練り歩くことも奉納のひとつです。
奉納をする目的は色々とあり、
神仏への目的の達成や祈願成就の感謝を表したり、
願望の達成を願ったり、日々のご加護を感謝するなどが挙げられます。その結果、提灯やのぼり旗、鳥居や絵馬など物から、
生贄や人柱、歌や曲、江戸の頃は算額なども収められました。
奉納する事、そして奉納される事、
奉納とは神仏と人間が寄り添い合う形であると言えます。
奉納提灯を収めるにはどうすればいいの?
奉納提灯は、決まった時にしか納めることが出来ません。
どの様なタイミングで募集されるのか?その情報を得る必要があります。
常時、奉納金や物品を募集している神社もあるかもしれません。
そうした場合は、きちんと宮司さんなり、お勤めされている方にお聞きください。
奉納提灯の場合は、祭事や神事に使用する事が多く、
複数年周期で交換が行われますから、新規募集はタイミングを見計らう必要があります。
また各神社には氏子さんと呼ばれる、
その神社を支える方がいらっしゃいます。
奉納提灯の募集は、こうした氏子衆の皆さんに
優先的になる事が多いようです。
その為、奉納提灯を納める際には、
限られた枠に応募する必要がありそうです。
奉納提灯を作るには?新しく制作専門店を探す時のオススメ方法!
通常であれば、日頃から付き合いのある提灯屋さんに
奉納用の品をお求め頂くかと思います。
しかし、昨今の世相を考えると、
お付き合いのある提灯屋さんが廃業する可能性も少なくありません。
そんな時、どうやって新しい提灯屋を探せばいいのか?
オリジナル作成に専門店ながらのオススメをご紹介しましょう。
- インターネットで検索しましょう!
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現在はネット検索すれば、
いくらでもオリジナル提灯を作成する専門店を見つけることが出来ます。 - とりあえず比較しましょう!
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1店のみで判断しないで、色々なお店を比較しましょう。
これによりコストを下げることはもちろん、品質の良し悪しも判断出来ます。 - 最終的に決めるポイントを絞りましょう!
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例えば納期であったり、品質であったり、
スタッフの対応であったり、価格であったりと
ココだけは譲れないポイントを絞っておきましょう。
神仏に奉納する提灯を制作するだけではなく、
氏子さんや奉納者の方が納得出来る物を用意する必要があります。
その為、奉納提灯を作るお店は、
しっかり吟味して選ぶべきだと思います。
なお当店は、オリジナル提灯制作の専門店です。
飲食店の看板や祭りの装飾など、
様々な提灯をオリジナルで作っています。
もちろん、奉納提灯の作成も承っております。
まずはお気軽にお問い合わせ頂けましたら幸いです。