これは少し前の話。
うどんを主食として毎日食べていました。
驚くことに毎日食べても飽きないんですよねー。
うどんは、かつおだしから昆布だしに変えただけでも、
また違う美味しさを堪能させてくれます。
醤油から味噌にしただけでも、
新たな魅力が感じられます。
さらに具を変えてみる。または中華風にしてみる。
時にはカレーうどんにして・・・
など、うどんは味に負けない、
強烈な存在感を持った麺だと思います。
そんなうどん界には、全国でも名前の通った実力者がいます。
今回はそんなうどん界の実力者、6種についてまとめました。
どメジャー過ぎるビッグネーム!讃岐うどん|香川県
讃岐うどんとは、言わずと知れた香川県特産のうどんです。
強いコシがあることでも知られ、
つるつる・しこしこと言ったオノマトペで、
のど越しや食感などを表現していることが多いです。
うどん=讃岐というワードが、
全国の人には出来上がっているほど高い認知度を誇ります。
讃岐うどんを食べるなら
讃岐うどんを食べる機会は、
全国何処に住んでいようと平等にあります。
なぜならば、それだけ多くの讃岐うどん店が、
出店しているからです。
讃岐うどんの修行をしてきた店主が開業したお店から、
有名なチェーン店まで、讃岐うどんを味わいたいのなら、
全国何処でだって、味わうことが出来てしまいます。
讃岐うどんはシンプルなままで、
特にトッピングにこだわらなくても、
コシのある麺とイリコだしによる美味しい風味だけで十分。
また、讃岐うどんは短時間で食べきる方が美味しい気がします。
それもまた、シンプルだからこそ、
感じる側面なのかもしれません。
個人的にオススメの食べ方は、
醤油仕立てではなく、塩仕立てです。
魚介のだしをしっかりと効かせつつ、
醤油の様にこれと言った香りがない塩で味を整える。
うどんに合わない?物足りない?
と感じさせる塩でしたが、そんなことはありません。
うどん界ビッグ3の一角!稲庭うどん|秋田県
西に力強いコシの讃岐があれば、
東には稲庭うどんがございます。
稲庭うどんは讃岐うどんと同様に、
うどん界のビッグ3に数えられます。
強いコシが出る手打ちではなく、
手延べと呼ばれる製法で作られています。
手延べ製法とは?
手延べ麺の代表的な物と言えば、
ひやむぎやそうめんが挙げられます。
つまり、この稲庭うどんも同様に、ある程度の形を作ったら、
2本の棒に麺をかけ、自然に伸ばします。
その為、一般的に流通している
稲庭うどんは乾麺です。
また地元やアンテナショップでは、
半生麺にもお目にかかることが出来ます。
稲庭うどんを食べるなら
乾麺として流通している為、全国のご家庭でも
稲庭うどんを食べることが出来ます。
うどんにしては細いので、
非常に食べやすく美味しいのが稲庭の特徴です。
また、干しうどんであることは、
平たく角張ったことから推測できます。
強いコシを求めるなら、断然さぬきがオススメですが、
しっかりと食べたい時は稲庭うどんです。
オススメ食べ方は薄味のツユで、シンプルに頂くこと。
乾麺だからこその魅力を持つ、稲庭うどんはいかがでしょうか?
透明感ある艶やかな見た目!水沢うどん|群馬県
一説では日本三大うどんの一つに数えられる
水沢うどんは、温泉地として有名な群馬県伊香保の名物です。
うどんという名前は付いていますが、
何処か料理として完成されている感があります。
ただもちろん、うどんとして魅力的な個性を持っています。
水沢うどんはどんな麺?
水沢うどんは強いコシを意識した
手打ちで作られています。
発祥は水澤観音を訪れた参拝者向けに
提供されていたうどんと言われています。
手打ちと言う事もあり、強いコシ&弾力が魅力的です。
また、艷やかで透明感があることも特徴です。
水沢うどんは基本的に冷やしで提供されます。
ザルに載せられ、ゴマダレや醤油のつけ汁で食べます。
楽しみながら食べる印象のあるうどんです。
日本海の荒波で育った?!氷見うどん|富山県
日本三大手延うどんとして、全国にその名を轟かせる氷見うどん。
うどん特有の透明感ある白さが、
美しいとさえ思える完成度を誇ります。
想像しやすいうどんの姿をしているので、
誰にとっても食べやすい物です。
氷見うどんはどんな麺?
氷見うどんは加賀藩への献上品であった過去がある、
長い歴史のある富山県氷見市の郷土料理です。
讃岐の様な手打ちではなく、
稲庭と同じ手延べうどんですが、
足踏みをする為、しっかりとしたコシがあります。
その上で、モチモチとした食感もあり、
手打ちと手延べのハイブリッドうどんとも言えます。
制作方法はそうめんの様に、
2本の竹棒に太い麺を巻きつけ、
それを伸ばしていくことで細くしていきます。
商品として提供される氷見うどんは、
シンプルなトッピングの中に独特な物が見受けられます。
良い意味できちんとした、郷土料理の美味しさを感じさせます。
また、氷見うどんを提供している店舗様では、
富山県らしい海の幸が一緒に楽しめるメニューもあります。
あの平たいうどんで絶対的地位を確立!きしめん|愛知県
うどん界の異端児と言っても過言ではないきしめん。
同じように平たく作られる、
ひもかわうどんよりも有名な印象です。
愛知県のうどんとは言え、昔から高い知名度がある為、
全国のスーパーなどでも販売されています。
きしめんはどんなうどん?
麺が平らで薄く伸ばされており、
コシが弱いうどんとして知られております。
調理方法は、長く火に通さない様に調理します。
なお、一般的なうどんに比べ、麺が長くなっています。
愛知県の郷土料理と言うことで、
味噌煮込みとの相性がとにかく良い印象があります。
これは、きしめんらしさを活かせる
調理方法であると言えます。
きしめんは愛知県の郷土料理ではありますが、
全国区のうどんとなっています。
その為、バリエーションも豊富で
好みの味わい方が出来る料理といえます。
カレーうどんとして食べても、麺が平たい分、麺がよく絡んで、
大変美味しい味わいを感じられます。
一般的な物とは違い独自の経路で誕生!五島うどん|長崎県
大陸から独自のルートで伝わった為、他とは違う五島うどん。
製法自体は手延べであることから、
三大手延べうどんに数えられています。
その為、完成されたうどんは、
そうめんの様な乾麺であることが基本です。
五島うどんとはどんな麺?
製法は手延べではありますが、
足で踏んでコシを生み出します。
その後、鎌を使って渦上に切り進み、
通常の手延べうどんの様に制作します。
五島うどんの特徴は、麺よりもあごだしのツユです。
それが非常に美味しい郷土料理です。
五島うどんを食べるなら、地獄炊きが一番です。
鉄鍋でうどんをグラグラ煮て、
讃岐の釜揚げの様にする食べ方です。
あごだしのツユだけにつける、
卵醤油のタレにつけるなどが定番の食べ方です。
6種のうどんを振り返って
全国でも有名な6種のうどんを見てきました。
こうした名物うどんは、全国各地で存在しています。
郷土料理とも言えるうどんなら、
名入れ提灯を制作して販促に利用するのはどうでしょうか?
店名や名物うどん名など、
様々なデザインのオリジナル提灯を作成出来ます。
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