今回は、提灯の使い方についてのお話。
インテリアとして提灯を使いたいと考えているあなたにとって、ベストな内容となっています。たぶん。。。
ここ最近、技術の進歩から様々な形状の提灯が作られていることは、ご存知でしょうか?
例えば、ひよこ型の提灯。形自体は昔から作ることが出来たかもしれませんが、今の需要に合わせた物となっています。同じように、ひょうたん型や酒瓶型なんて物もあります。
こうした提灯は、ただ普通に店頭で使うものではなく、インテリアとして使われる場合も多く、需要の幅が単純に大きいと言えるでしょう。
中には丸いフォルムが特徴な、有名キャラクターなども提灯となっています。これはインテリア用に他なりません。
そうしたインテリア用として販売されている提灯ってどんな風に飾るのがいいの?とか、お手入れはした方がいいの?とかについてまとめました。
インテリア提灯を好みのままに飾る方法とは? 『コンパニオンプランツ』的な思想が大事
コンパニオンプランツって言葉をご存知ですか?
ざっくり解説すると、これは相性の良い植物って意味で、組み合わせることでお互いのためになる栽培方法を表した言葉です。
有名なところでは、トマトとバジルを一緒に植えると、お互いがスクスクと成長していきます。イタリア人は国旗の色をトマトの赤、バジルの緑、そしてチーズの白と例えることがあるぐらい、相性の良い植物なんです。
何故そんな話を今するって思いました?それは、提灯がトマトでバジルが飾る場所だからです。
21世紀型の日本家屋
現在の日本家屋は、どうしたって西洋の生活様式が取り入れられています。
障子や畳、縁側などの日本家屋を代表する物がある一方で、台所にはキッチンテーブルとイスがあったり、居間には大型テレビとサラウンドシステムがあったりと、和洋折衷であることが当たり前です。
そんな家であっても、提灯を目的なく無意識に飾れば、大きな違和感を感じる存在となります。
コンパニオンプランツの力
これを回避するために、コンパニオンプランツと言う考え方を導入し、インテリアとしての提灯が引き立つ舞台を整えてあげることをオススメします。
やり方は簡単。提灯単独では浮いてしまうので、合わせて和の物を飾ってやるだけ。
例えば掛け軸を飾る際、それを見守る照明のように提灯を設置すれば、双方を引き立て合うインテリアとして成立すること間違いなしです。
もちろん、提灯には様々な形状があるため、見た目から和風ではない物も存在するでしょう。こうした物は、表面に描かれているデザインなどを周りと組み合わせて、引き立てあう様に考えましょう。
提灯をインテリアとして使用するならば、単体で考えるのではなく、複合的に組み合わせて装飾すると考える。
これだけでより印象的なインテリアとして、提灯を使用することが出来ます。
インテリア提灯はお手入れするべき?意外と深いお悩みに答えます。
結論から先に言うと、お手入れするべきです。ただし、その程度は人それぞれになります。
普段の掃除でも、人には納得行く綺麗さがあると思います。ある人は、床に落ちているゴミが取れたらそれでいいとするし、ある人は、テレビ台何かの上を指で「つっー・・」っとやり、指に埃が付こう物なら、お嫁さんを呼びつけることもあるでしょう。
掃除のレベルって人それぞれなんですよね。なので、インテリア提灯のお手入れにしたって、どのくらいで満足出来るか?これが非常に重要になってきます。
インテリア提灯を長持ちさせる掃除方法
軽い掃除は、埃を簡単に払うだけです。羽箒などでファサ、ファサ・・・と撫でるだけ。手軽なので毎日出来ます。
重い掃除は、埃を払うだけではなく、風通しなどをするでしょう。風通しを行うことで、湿気などを取り去り、提灯が活き活きします。毎日出来るのか?と言えば難しい所。
どちらを自分が行うのか?もしくは他の方法を用いるのか?それは人によって違います。
私的なオススメとしては、日々の軽い掃除とたまにの重い掃除を行うことです。結果的にこれが一番、インテリア提灯を長持ちさせる掃除方法ですね。
簡単なことと、面倒なことを行うことによって、効率の良い掃除をすることが出来ます。
インテリア提灯は買うばかりではない?オリジナルで作ることについて
特にここ数年、インテリア用提灯と呼ばれる物が増えてきました。
代表的な物を挙げるならば、インテリア提灯の先駆者とも言える彫刻家である、イサムノグチデザインのAKARIシリーズになるでしょう。
提灯がインテリアとなる・・・そんな発想を誰も抱かなかった時期から発表されていたと考えれば、その功績は非常に大きいのではないかと思います。
しかし折角、インテリアとして提灯を使うのですから、オリジナル制作をご検討されてはいかがでしょうか?
オリジナル制作で提灯を作る
難しい形状のものはお値段も高くなるので、オススメはしませんが、一般的な長型や丸型、弓張りや桶型などであれば、安価でのオリジナル作成が可能です。
その時、特に注目したいのはデザインです。形状で新しい物を見いだせないのならば、内容で自分好みの物をお作り頂きたいと思います。
あらかじめお部屋のインテリアを眺めつつ、組み合わせを考え、マッチするデザインでご購入して下さい。
ちなみに、オリジナルとは私どもの様な専門店に頼むことだけではありません。あなたご自身で制作することも意味しております。
もちろん、技術や費用はかかりますが、味わいある提灯をお作り頂けると思います。