提灯の素材といえば、ビニールか和紙というのが一般的な印象ですが、洋紙だってあるんです。
でも、洋紙ってなに?和紙とどう違うの?そしてどんな素材なの?どんな提灯が出来るの?など、様々な事を思うかもしれません。
そこで今回は、第三の提灯素材こと、洋紙について詳しく紹介していきます!
洋紙ってどんな紙なの?和紙との違いを簡単にご紹介!
洋紙とは日本で作られていた(いる)和紙とは違い、西洋の製法で製造されている紙のことです。普段から触れているコピー用紙をはじめ、和紙ではない紙の多くは洋紙に分類されます。
提灯に洋紙を使うメリットはいくつかありますが、そちらに関しては次項に触れるとして、まずこちらでは洋紙と和紙を比較して何がどう違うのか?について見てきましょう。
- 価格面
- 製造方法
- 生産量
- 品質
和紙と比べ、洋紙は圧倒的に安いです。それは製造方法の違いが大きく影響していると言えます。
基本的に和紙は職人が手作業で紙すきを行い制作しています。一方、洋紙は機械を使って紙すきを行います。人件費を大幅に削減できる上、品質も一定の紙を提供する事が出来ます。
和紙は基本的に手作業で作られる為、一度に多くの生産が出来るものではありません。片や洋紙は、機械による大量生産が可能なので幅広いジャンルで活用されております。
和紙は原料となる繊維にもこだわっており、保存性や強度が共に優れています。しかし洋紙は大量生産が故、保存性や強度が和紙と比べ低いです。
以上の様に和紙と洋紙、両者を比較するとそれぞれにメリットとデメリットがあります。この点を踏まえて、続いては提灯で洋紙を作った場合、どの様な影響があるのか?この点について触れていきましょう。
ビニール、和紙、、、そして洋紙。第三の素材がもたらす効果とは?
提灯の素材には定番のビニールと和紙、そして洋紙が使われています。
洋紙で作られている提灯は、和紙やビニールにはない特徴を持っています。そしてそれは、洋紙だけが持つ様々な効果があります。続いてはそれを見ていきましょう。
- 洋紙提灯はお得
- 安いけど紙である
- 洋紙提灯は非常に軽い
和紙とは違い、洋紙提灯は安価で購入いただけます。大量に装飾として使いたい場合にオススメです。
ビニールとは違い、洋紙は紙なので味わい深い提灯らしさを見せます。質感が紙であることは癒やしを与えます。
あくまでも紙なので、ものすごく軽量です。セッティングする際、手軽に行うことが出来ます。
洋紙は和紙やビニールとは違う部分がたしかにあり、選択する際に明らかな差別化を行うことが出来ます。なお、洋紙も和紙同様に紙なので、雨に濡れることを嫌います。その為、屋内での使用をお願いします。
洋紙提灯は既製品にもございます!急な用途にいかがですか?
洋紙提灯のメリットとして、安さと手軽さは注目すべき点です。それぞれの特徴は既製品として販売されている製品の良さでもあり、ご購入頂く際の指針となります。
例えば、急に大量の提灯が必要になった場合、和紙では流石に難しく、ビニールでも難しい時、洋紙であれば準備することも可能かもしれません。
また例えば、あまり荷重を掛けたくない部分に装飾を付けたい場合、洋紙提灯であればご希望に添えるかもしれません。
あくまで例ではありますが、洋紙提灯のメリットを考えるならば、そうした状況でお使い頂くことが一番素材の良さを活かせるのではないか?と思います。
なお当店でも洋紙で制作された提灯を取り扱っております。お求めの際は、お気軽にご相談頂けましたら幸いです。