提灯は風物詩として、日本の夏を彩ります。
歳末などの乾燥する季節には、火の用心を象徴するアイテムとして活用されます。
この時、元々手持ち部分が付いている
弓張り提灯を使用することも手段の一つですが、
長型や丸型を仕様する場合、手持ち部分がありません。
弦と呼ばれる、上部の弓なり部分を持つのも手段のひとつですが、絵的に締まりません。
そこで今回は、提灯を手で持つ際に使用するアイテムについて、ご紹介いたします。
夜間に提灯を用いる際は、どんな道具を使う?
夜間に提灯を使用する場合、灯り取りとして、火袋の中にローソクを立てるのも、
風情があってよいですが危険性が伴う為、あまりオススメすることは出来ません。
提灯を夜間に使用する場面は、お祭りや火の用心が代表的です。
お祭りであれば、提灯が燃える絵も華やかではあるでしょうけど、
火の用心の最中、燃えてしまっては示しが付きません。
そのため、夜間に提灯を手に持ち動く場合、こちらの商品の使用をオススメします。
- ちょうちんブライト
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ちょうちんブライトは提灯の弦に引っ掛けて、取っ手を作り出すひばしと、灯りを取るため、火袋の中に入れられるライトのセットになります。
長型であっても丸型であっても、弦さえあれば手持ち提灯として吊るすことを可能にするアイテムです。
また、それだけでなく灯り取りにもなります。ちょうちんブライトを使用することにより、お祭りの際、山車やお神輿、練り歩きの先頭で道筋を明るく照らしだすことが出来ます。
また、火の用心の際には先頭で隊列を整えることが出来ます。
安全性を考慮しつつ、しっかりとそれぞれの用途で求められる役目も果たせるため、提灯ブライトは非常に多くの方に求められる便利なアイテムです。
昼間に提灯を用いる際は、どんなアイテムを使う?
昼間の場合は、そもそも灯り取りを用いる必要がありません。
そのため、前述したちょうちんブライトを使用するには、些か興が削がれます。
そこで、もうひとつの手持ち用商品である、こちらをご紹介いたします。
- ひばし
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ひばしは提灯を手持ち化する目的のもとで、昔から使われている専用の道具です。
時代劇などで夜道を歩くシーンでは、ひばしに提灯をぶら下げて歩く様子が描かれています。
当店で取り扱っているひばしは、竹で作成されており、風情がございます。
またお好みに応じて、両端のどちらでも活用して頂けます。
なお、夜間においても火袋の中にローソク型ライトを入れることで、ひばしを使用することが可能になります。
ひばしには、独特の雰囲気がありますし、歴史や伝統あるお祭りで、プラスチック製品であるちょうちんブライトを用いるのに抵抗を感じる方々もいらっしゃいます。
風情を楽しむのであれば、こちらを使用してみてはいかがでしょうか?