スペイン バレンシアの火祭りと日本 青森のねぶた祭りの比較

火祭りVSねぶた祭り

提灯と言えばお祭り

お祭りと言えば提灯(?)。

というわけで、今回はやたらと赤い色が目につくお祭り、青森のねぶた祭りとスペインのバレンシアで行われる火祭りについてご紹介します。

ねぶたはともかく、スペインの火祭りって、提灯関係ないじゃん!って思われましたか?

ただ、お祭りである以上、提灯は合うはずと思っています。ってことで始めます。

青森ねぶたとスペイン火祭りの歴史は?

青森のねぶた祭りは2017年の時点で、およそ300年の歴史があるお祭りです。

一方、スペイン火祭りは18世紀頃からお祭りの体を成してきて、18世紀後半の1895年から、現在でも行われる最優秀作品へ賞を送るようなったと言われており、歴史は200年ほどと言えるでしょう。

歴史は、青森ねぶた祭りに軍配が上がりました。

と言っても、お国柄と規模の違いはあります。スペインのバレンシアと日本の青森。大きな違いですね。

情報の広まり方やブームとしての起こり方が違うので、歴史は青森ねぶたが古いのも頷けます。

しかしその反面、続いてご紹介する規模に関しては、バレンシア全体で行われる分、火祭りが圧倒しています。

青森ねぶたとスペイン火祭りの規模と内容は?

青森ねぶたは毎年、8月2日~7日の6日間開催され、毎日のように何らかの形でねぶたが青森の街を曳かれます。

ねぶた祭り期間中は、ハネトと呼ばれる踊り手が祭りを盛り上げます。

青森県内には、ねぶた(ねぷた)祭りが開催されている為、市や町単位で盛り上がるお祭りといえるかもしれません。

もちろん、有名な青森や弘前のねぶた祭りには、毎年多くの観光客が訪れ、2015年の来場者数は269万に達したとされています。

なお、ねぶたの大きさには規定があり、最大幅約9m、高さ約5m、奥行き約7m(2017年現在)となっています。

一方のスペイン火祭りは毎年3月15日~19日の5日間開催され、最終日に行われるクレマ(人形焼き)まで街中で盛り上がるお祭りです。

元々の成り立ちが、守護聖人であるサン・ホセの祝日を祝う祝祭と言うこともあり、ある意味では日本のお祭りに近い物を感じます。

この火祭りの魅力は、巨大な人形アートと、それを一気に燃やすクレマでしょう。その魅惑的で情熱的な光景を見たさに、世界中から観光客が訪れます。

この巨大な人形は職人さんが1年かけて作るようで、各町内で資金を募り、みんなで作り上げる人形なので、複雑な感情が炎の向こうで揺れているんだろうなーと想像すると楽しいですね。

なお毎年、最優秀作品以外はクレマで燃やされるという素晴らしい芸術を街全体で行っています。その数、数百体!しかも大きいものだと、14~15mはあろうかという物だって、燃え盛ります。

スペインは芸術の町です。私はこのクレマの光景にそれ感じます。

ちなみこの巨大人形はファジャと呼ばれ、2017年には600~700体とも言われる数がクレマでは燃やされました。

規模と内容を比較するのは難しいですが、私的な感想として、燃やすって発想がすごいので、火祭りに軍配を上げます。

街中で燃やすんですよ? 日本じゃ色々と問題がありそうですし。

青森ねぶたとスペイン火祭り、提灯が合うのはどっち?

最後は提灯の話を少々

どっちのお祭りに提灯が合うかなーって話です。

青森ねぶたには、すでに提灯が姿を見せていると思いますから、いまさら比べるのもどうかと思いますが、あえて比べてみます。

ねぶた祭りの踊り手であるハネトは提灯を持っていません。規定の衣装があるようです。

それがあるから、誰でも参加できるんだろうと思います。

火の付いた提灯を持って、踊り狂っていたら危ないです。

一方のスペイン火祭り。

こちらは提灯は持っていません。しかし、爆竹などで盛り上げることはします。

もしかしたら、文化として提灯が伝われば、流行る可能性はあります。スペインと日本は交流してから400年もの歴史がありますので。

この様に、どちらも提灯をフルに使うお祭りではありません。

その為、比較としては引き分けです。

伝統的な装飾として、提灯が使われている青森ねぶた祭り

今後、提灯が使われ始める可能性のあるスペイン火祭り

どちらも提灯が映えるお祭りであることは間違いないと言う思いに触れ、終わりにします。

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